福祉の支援が届いていれば再犯はなかった
ものすごく重い記事タイトルなのですが、NHKのニュースを見ていて
特集がありましたので、網膜色素変性症に直接は関係していないかも
しれませんが、書き留めておきたいと思います。
あまりテレビを見る習慣も時間もないのですが、夕食後或いは晩酌後
に、入浴前の少しゆったりした時間がちょうどNHKの首都圏ニュース
と天気予報の時間にまっちしているせいか、日課のように眺めている
のですが、その首都圏の話題で取り上げられていたのが、「罪を犯し
た障害者」という、いささかショッキングな報道でした。
障害者が生活苦から万引きや窃盗に走ってしまう現実を伝えていて、
実刑を受けて服役を終えて社会復帰しても、障害者福祉の手続きや
施設、あるいは制度を知らないがために再び罪を犯してしまう、と
いう悲しい現実をレポートしていました。
報道では知的障害者のケースを例にとりながら、生活や仕事があって
福祉の支援が多少なりとも届いていれば、再犯はなかったのではない
か、と疑問を投げかけていました。
障害者で服役した人を対象とした行政の相談の実際や、障害者の
生活支援、就業支援の取り組みもあわせて紹介されていましたが、
必ずしも十分な体制とはなっていない様子でした。
弱者に手を差し伸べる日本
障害者ゆえの温情を求めるわけでは決してありませんが、たとえは
少しばかり外れているかもしれませんが、「リハビリ難民」の言葉で
言い表されるように、現代の社会保障制度が本当に必要としている
人には届かずに、経済的な観点から効率化の名の下にいわゆる「切り
捨て」状態にもなっていることは否めない事実だと思います。
報道でも強調されていたのは、福祉の網からこぼれた障害者という
現実であり、福祉の手助けがあれば再犯の確率が実際に低減しいてる
事例も紹介されていました。
この21世紀はますます医療と福祉の分野が重要度を増す時代である
ことは論を俟ちません。
社会福祉士などの有資格者は、現在でいうところの弁護士並みの
社会的地位にもなるとも思われます。
現実的に海外では社会福祉士や理学療法士が、弁護士相当の認知度を
受けている国も出現してきています。
弱者に手を差し伸べることが出来る日本であって欲しいと願います。




