2010
02.17

足腰に次いで影響が出るのが目


寒い日々が続いていますが、こう寒いと身体の動きがどうにも
ギクシャクして滑らかな動きが出来なかったりしますね。
リウマチや関節痛は持ち合わせてはおりませんが、いかんせん
脳梗塞の後遺症による麻痺が残っているため、寒さが厳しい折には、
緊張と神経のこわばりがあって、なかなか滑らかな歩行が難しかった
りします。


よく年齢による衰えは足腰から始まる、と言われますが、これは
言いえて妙、だと思います。
年齢とともに運動量が減ってしまうことに対する戒めの意味もある
のでしょうが、間違いなく歩いたり走ったり飛んだり跳ねたりする
能力、バランスを維持する機能は年齢とともに衰え始めます。


足腰に次いで影響が出るのが目ではないでしょうか?
40代ともなればそろそろ老眼の傾向もはじまるでしょうし、晴眼者で
あっても動体視力は次第に低下して、スピードに対する反応も鈍く
なってき始めることでしょう。


ましてや網膜色素変性症の患者さんに限らず、視覚障害者にとっては、
加齢による視力や視覚の能力の減退以上に、疾患の症状の進行に伴う
視野の狭まりは生活を大きく圧迫するものでしょう。



視覚障害者に対するインフラ整備


NHKニュースの首都圏版で、千葉県が取り組んでいる視覚障害者に
よる銀行でのサービス状況の実態調査のレポートが放送されていま
した。


視覚に障害を持つ6人が実際に銀行に出向いて受けることが出来る
サービスを確認したり、自分で銀行を利用する際の不便な点を調べる
内容でした。


銀行では現在効率化の表れとして、日常的な銀行業務のかなりの部分
をATMなどの省力化機械に任せていますが、このATMたる装置そのもの
が視覚障害者や高齢者にとっては、なんとも厄介な相手なのですね。


そもそも機械に弱い高齢者や情報を読み取りにくい、或いは
視覚情報を認識できない視覚障害者の場合には、まずは職員の
ガイドや手助けがないと、出金や振込の作業は困難極まりない
ものとなっています。


視覚障害者向けの音声ガイドつきのATMも配置されていますが、まだ
まだ普及率が低くて、いつでもどこでもという環境には遠いようです。


ATMがにがてであれば、窓口にいけばいいわけですが、ここでも
視覚障害者には一つの難問が待ち受けています。
窓口でお願いする場合には何らかの書類に氏名や住所などを記入する
必要が生じますが、視覚障害者にとってはこれが難しい問題であった
りします。


代筆を頼めれば、とも考えますが、銀行側の姿勢としては、本人確認
の意味から出来るだけ当事者本人の記入を求めることが多くなって
いるようです。


ニュース放送では銀行が職員二人の確認によって、視覚障害者の手続
の代筆をしている様子が流れていましたが、実際にはそういうサービ
スを常時実施している銀行は数少なそうです。


千葉県では今後もこのような視覚障害者の銀行利用の利便性向上の
ための実態調査を、継続的に実施していく考えであることを伝えて
いましたが、視覚障害者に対するインフラ整備の観点からも、地方
自治体主管の取り組みではなく、国が主導する制度としての整備が
必要ではないか、とも感じました。


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