3D技術による立体映像の普及
最近のデジタル機器のハイテク化には本当驚かせられますね。
小さい時に思い描いていた「未来」がどんどん現実になっていく
ようで、科学の進歩と人類の英知には無限の可能性を感じます。
少し前の携帯電話のテレビコマーシャルに、昔のアニメの一場面の
腕時計型の通信装置で連絡してる動画をバックに、「僕らの描いた
未来がやって来た!」とコピーが流れて新しい携帯電話を印象付けた
のがありました。
まさにそういう未来が本当にやってきているわけで、ロボットの動作
などはコストを気にさえしないならば、人間の動きや表情さえ細かに
再現してみせるレベルまで到達しているようです。
クローンなど遺伝子の開発や研究には、まだまだ「神の領域」に踏み
込むまでにクリアすべき問題が立ち塞がっているようですが、ハイテ
クで人間の補助が出来る方面は、最も期待の大きな分野ですね。
とくに興味深いのが網膜色素変性症を患っている患者さんにも、最も
切実で希望の高い人工視覚の分野でしょう。
時代はアナログからデジタルへと急速な移行を遂げようとしています
が、デジタルの世界で一番その世界を広げているのが3D技術だと
いわれています。
すでに地上デジタルテレビ放送への完全移行は、来年の7月24日に
迫ってきています。
「地デジ」の後にはフルハイビジョンとともに一般化しそうなのが、
3D技術による立体映像の普及でしょうか。
ハイテク技術の進歩に期待
この3Dの立体映像をいち早く視覚障害者の視力確保の手段に生か
せないものか、と思います。
すでに外界の画像や映像を電気信号に変えて脳内に送り込んで、
視覚が不自由な人にも人工の視力を与える試みは、世界各国で
取り組まれ、理論的にも臨床実験レベルでも成功の報は知らされて
います。
ビデオカメラの動画を脳内で認識して視覚を得ようとする考えですが、
ここに3D技術による立体的な映像の取り込みを加えることが出来れ
ば、さらに視覚は現実的な能力を増すことはいうまでもありません。
もちろん現段階では電気信号として脳内に取り込まれた画像情報は、
まだ動画をスムースに連続的に処理するまでには至っていないのです
が、このことは今後の技術革新と検証データの積み重ねで、つまり
時間的な長さで解決が可能な問題です。
フルハイビジョン3Dテレビのニュース記事ではオートバイの
ゴーグルにも見えるハイテクメガネをかけたモデルさんが写って
いますが、要はこのゴーグルから脳の視覚情報処理部分が繋がれば、
たとえ視力を失っていても、眼球から脳までの神経回路が残されて
さえいれば、再び景色も色も見えることは可能となるわけです。
いうまでもなく視覚情報は人間が行動するにあたって最重要な位置を
占めるものです。
一説にはものを判断するための7割以上を視覚情報が占めている、
ともいわれています。
失った光を再び取り戻せるかもしれないハイテク技術の進歩に期待
するところは、限りなく大きくなっています。





