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杖をついて歩いている人

100キロ先の富士山の雪の具合


寒波も一休みなのでしょうか、昨日は寒さが幾分和らいだようで、
風が少々強めなことを除けば、光は春がそんなには遠くないようにも
感じさせる陽気でした。
もちろんこのまま春の訪れというわけにはいかないでしょうが、
春を待つ気持ちはどこか希望を感じさせるものがあるようにも思いま
す。


昨日も歩く練習を兼ねてショッピングセンターへと買物に出かけまし
た。
日曜日ということもあって家族連れやグループで歩いている姿が目立
ちます。
強風が吹いていたこともあって海岸べりに経つショッピングセンター
からの海に望んでの眺望は視界180度が全開に開けた状態で、遠く100
キロ先にある富士山も雪の積もり具合までクッキリ分かる絶景です。


富士山から連なる伊豆半島も双眼鏡があれば街の様子まで覗えそうな
ほど近くに感じる遠望のきくコンディションでした。
富士山を見るたびにいつも思うのは、やはり景観の良さもさることな
がら、自然の力の大きさです。
如何に人間の英知が優れていようとも大自然が作り出すパノラマの前
には人の無力さを感じざるを得ません。


さて、買物を続けておりますと、最近目立つことが二つあることに
気が付きます。
一つは外国人、とくに中国から来たと思われる人が目に見えて増え
ていることです。


すでにDNPでも日本を抜こうかという勢いの大国中国なのですが、
出稼ぎに来ているのか、若い方が目立つようで、国の力と民力は
まだまだ一致していないのかな、などと考えてしまいます。



全盲状態になれば白杖のお世話に


今ひとつ目に付くように感じますのが、杖をついて歩いている人が、
多くなっているように思えることです。
多くはお年を召した方が多少動きが悪くなった足運びを支えるために、
杖を蛍光されているようですが、中には視力障害者であることを示す
白杖を頼りに歩いている人もいます。


網膜色素変性症で万一失明した場合には、すぐにも必要な杖が白杖
ですが、視力障害であることを周りの人に分かってもらえる半面、
そのこと自体に遠慮する心証でなかなか白杖を手にする勇気が出て
こない、と悩む患者さんも多いと聞きます。
出来るだけ晴眼者、健常者と変わりなく生活したい、という欲求は
少なからずあると思います。


以前、私は脳梗塞で入院した際に支えなしでは一人で歩けない状態
だった折に杖を使っていたことがあります。
正直なところ、今後ずっと杖なしでは生活出来ないのか、とも考えて
肢体の障害者になった悲しみのような気持ちも味わいましたが、同時
にこの杖さえあれば自分の足で歩いていける、歩みは遅くとも自由に
動き回れる開放感も感じたこともまた事実です。


幸いなことに現在は杖を持たなくても歩くことが出来るまでに機能
回復は致しましたが、網膜色素変性症が進行して全盲状態になれば、
今度は白杖のお世話にならなくてはいけなくなります。


視覚障害向けの補助器具も時代を反映してどんどんハイテク化が
進んでいるようです。
センサーがついた白杖はすでに実用化されていますので、脳内に
視覚情報を伝えるための目の役割を果たす白杖なども、近いうち
には開発されそうですね。


 

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Posted in RP網膜色素変性症患者の日記 Tagged as: , , , , , , コメントする

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