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見えないから足が止まるのか?

不思議なくらい足が重く


春が一歩一歩近付いて来ていることを実感する最近です。
歩いていても春の匂いを感じて心もウキウキして来ます。
やはり春は人の気持ちを明るくしてくれる力があるようです。


脳梗塞の検診に病院へと赴きました。
いつも病院に行きますと、不思議なくらい足が重くなってしまいます。


血圧には「仮面性」という症状があって、病院の環境やや医師の姿で
影響を受けて、血圧が上がったり、逆に下がったりする傾向がありま
す。


私の足もそれと同じ原因かとも思いかけましたが、いまさら病院に
行っても緊張や不安は感じることはありませんし、体調面でも悪い状
態ではありません。


何ゆえ病院に行くたびに足が重くなってしまうのか、不思議だったの
ですが、今日になって漸く気付いたことがありました。
それは、病院の明るさの問題です。



暗さと人との距離で歩きは遠慮がちに


私がお世話になっている病院、脳梗塞も網膜色素変性症もそこで診て
いただいておりますが、来院する患者さんを落ち着いた雰囲気でもて
なそうとするためか、館内は比較的照明が抑えられた雰囲気となって
います。


ホテルなどでよく見られる間接照明が多用されており、柔らかい印象
でゆったりした空間を演出することに成功していますが、私のような
網膜色素変性症の患者にはいささか暗い感じがあります。


ホール部分でもシックで上品なシティホテルのような構えですが、
網膜色素変性症の夜盲症の眼には思わず歩みをスローダウンさせて
しまう働きがあるようです。


もちろん晴眼者の方の目には何ともない明るさは確保されていますが、
私の眼では館内では待合室も受付も廊下も、新聞や雑誌を読むには
ちょっと苦労してしまう暗さに感じてしまいます。


診療室や病棟は明るさが保たれているのですが、大方の部署では暗さ
に足がすくんでいる状態なのでしょう。前後左右の見えにくさが歩く
速度の低下に繋がっているようです。


考えてみれば日々足のリハビリのための運動をしているショッピング
センターはどこもかしこも明るい場所ばかりです。
病院のように狭い範囲に人が密集していることも殆どありませんから、
私は不自由ながら伸び伸びと好きなように歩くこと出来るわけですが、
病院ではそうはいきません。


なるほど、緊張や不慣れもあるにせよ、暗いことや人との距離が
縮まるに従って歩きは遠慮がちになってしまっていたんですね。


 

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Posted in RP網膜色素変性症患者の日記 Tagged as: , , , , , , コメントする

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