眼に悪いことはしない
網膜色素変性症は原因に遺伝子が影響している特定疾患の難病ですの
で、骨が折れたとか、切って出血した切り傷のように治療したり、回
腹したり、完全に跡形なく元通りには再生が効かない疾患といわれて
います。
世界各国では網膜色素変性症を治療するべく、網膜の代替治療や再生
治療、あるいは遺伝子治療などあらゆる方面からアプローチが続けら
れていますが、現状では決定的な原因究明も治療法も確立には至って
いません。
民間療法や網膜の働きに効果的とされる薬など、患者さんレベルでの
様々な手探りでの改善方法の探究も患者さんの数だけ取り組まれてい
ることでしょう。
改善や完治は望めなくとも、最低限これ以上症状が進行しないような
食い止め策でもあれば、と模索されている患者さんも大勢いらっしゃるはずです。
取り敢えずは眼に悪いことはしない、というのが最善の策でしょう。
強い紫外線を直接眼に当てることは網膜にとって良くないことですか
ら、日中屋外に出る場合には遮光眼鏡や良質のサングラスをかけた方
がいいことはほとんどの患者さんがご存知でしょう。
野菜と魚中心の食卓は眼の健康には効果的
さらに積極的に眼の健康に役立つ方法としては、サプリメントや食物
の力を借りて活性化する方法も多くの患者さんが実行されていること
でしょう。
栄養成分ではルテインが効果が高いとされて注目が集まっています。
ルティンは、カロテノイドという天然色素の一種で、良く口にする
食物では、ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜や、トウモ
ロコシ、卵黄などに多く含まれています。
さらには、鮭や鱒の身やカニやエビの殻などの赤い色素に含まれて
いるアスタキサンチンもカロテノイドの一種です。
魚では、鯖や鰯、鮪などの魚の脂に多く含まれる脂肪酸のドコサヘ
キサエン酸や、エイコサペンタエン酸は、高脂血症や動脈硬化を防ぐ
効果があります。老化防止に効く、とされており、老眼や白内障な
どにも効果的だといわれています。
日本人が古来食生活の基本としてきた野菜と魚中心の食卓は、実は
眼の健康には大変効果的な献立であったことが分かります。
積極的に摂取して少しでも目を健康でキープしたいものです。
ルティンは最近ではサプリメントとしても販売されていますので、
食物以外からでも取り入れることが容易になっています。




