曇天や水墨画の如く雨が降りしきる街中
暖かいのを通り越して半袖で十分なくらいの暑さかと思えば、
次の日には冬のコートが必要なほど冷え込んだり、と春の天候
不順はまさに体調管理の大敵です。
次第に暖かさで身体も解れて神経も伸び伸びさせてやりたいのは
ヤマヤマですが、こうも寒暖の差が極端ですと、体が不調を訴えそう
ですね。
寒さから解放されてきますとリラックスできるせいか、或いは気温の
上昇が人間の身体に好影響をもたらすためなのか、景色が輝いて見え
るばかりか、いくぶんでも目の見え方が好くなるような気もしてくる
ものです。
実際網膜色素変性症でも進行にはストレスが関係しているとの指摘も
あるくらいですから、ものの見え方もその時のコンデションやストレ
スのかかり具合によっても、かなりの影響は受けていそうな気もしま
す。
網膜色素変性症の代表的な兆候や症状のひとつに色覚異常があります。
簡単なたとえでいうならば、服の色の黒と紺が見分けられないなどが
色覚異常です。
私も軽度ながらこの症状がありまして、自分のジャケットをクローゼ
ットから取り出す際によく黒色と紺色を間違えます。
間違えるというよりも黒だと勘で選んでいたら紺だったという具合で
、正確に言えば色が見えていない、というのが本当のところだと思い
ます。
無論信号の色やその他の大抵の色彩は普通に判別出来るのですが、
曇天や水墨画の如く雨が降りしきる街中に出ますと、この色覚異常の
度合いは強まるような傾向があります。
外出には2~3種類のサングラスを携行
晴眼者の方に比較するとコントラストの差異を感じる能力が劣るよう
な感じですので、色彩の強弱が弱まる暗い曇天や、雨で視界やコント
ラストが薄くなる雨天では色の判別が健常者よりも時間が長くなって
しまうようです。
まだ日常生活でとくに窮するほどの色覚異常ではありませんが、それ
でも雨の日のクルマの運転には人一倍気を使うことはいうまでもあ
りません。
ただし、網膜色素変性症の特定疾患たる所以かもしれませんが、じゃ
あ晴天であればあるほど見やすいか、となりますと、これがそうは
いかないのでありますね。
明るすぎると今度は眩しくて見えない、羞明の症状がムクッと擡げて
くるのです。
眩しさと暗さ、色合いの差にも弱いというなんとも困り果てる疾患で
すが、一番見やすいのが明るい曇天なのですが、そうそうお好みの天
気に恵まれるわけでもありませんので、外出には2~3種類のサング
ラスを携行することも珍しくありません。
頭髪も短髪が好みですので坊主頭でいることが多く、その上いつも
サングラス姿ですので、見た目は良くないこと夥しいようです。




