ドラキュラとも相通じる眩しさへの弱さ
昔はクルマの運転も夜だろうが雨天だろうが、委細構わず平気でした.
網膜色素変性症でなかったわけではありませんので、普通に考えれば
つては症状が軽症であったのかと思っています。
夜の雨の日の運転などは、今でこそ怖いばかりなのですが、若い頃は
むしろ良く道路が反射してみやすいくらいの印象で、得意な感じさえ
いていたことを覚えています。
網膜色素変性症の症状の代表的なものには、夜盲症や視野狭窄、色神
異常に羞明などがありますが、緩やかな視力低下はあるものの幸いに
して、のところ失明に至る急激な症状の悪化はありません。
羞明は光を眩しく感じることですが、元より網膜色素変性症の患者
は、太陽や昼間の明るさも苦手でして、そのへんではドラキュラとも
相通じる面もあるのですが、もちろんホラーや吸血人間とはまるで
関係はございません。
羞明感が百倍ほども違って感じる最近
ただし夜の運転が大の苦手となった原因には、加齢による反射神経の
低下や視野が狭くなったこと以上に、羞明、眩しさに弱くなっている
ことが大きいようです。
とにかく夜間の対向車のライトが眩しくて、その眩視は対向車の
ライトがあるか否かで、羞明感が百倍ほども違って感じるほどです。
若い頃よりも視野も動体視力も確実に弱って来てはいるのでしょうが、
それ以上にやはり羞明が進んでいると考えるのが、網膜色素変性症の
患者としては当然のような気がします。
ごく控えめに考えましても、対向車のライトで幻惑される怖さも、
昼間トンネルから抜け出した際のホワイトアウトの恐怖感も、以前
とは比較にならないくらい大きくなっています。
差し引いてもいい要因は中年期になって初めて網膜色素変性症で
あることをって、それが故にこれまで気にしていなかったことにも
視覚面で恐れが大きくなっていることですが、それとても見えて
いない実感を覆せるものでもないような気がします。
とんでもなく不便な目なのですが、さらに眩しさを増すことが
あっても、ずっとこの目と付き合っていかなければなりません。
眩しさを抑える方法をあれこれと調べる日々が続いていきます。




